猪苗代町の観光施設「猪苗代ハーブ園」では、およそ40アールの畑に、10センチほどの大きさの花を咲かせるポピーがおよそ10万本植えられています。
ポピーの花は、赤や黄色、白などさまざまな色がありますが、この施設では赤い花を付けるものだけを植えていて、5月中旬ごろ咲き始めた花は、いま見頃を迎えて、一面が赤く染まっています。
ことしは、春先に暖かい日が続いたことや、4月から5月にかけて天候に恵まれたことから、生育は順調で、開花時期も例年より10日ほど早かったということです。
5月31日は午前中に近所のこども園の園児たちが散歩に訪れていて、新緑や青空に映える風景を楽しんでいました。
園児の女の子は、「お花がとてもきれいでした。みんなで見ることができて楽しかったです」と話していました。
猪苗代ハーブ園の鈴木秀樹課長は、「天気のよい日には赤い花が青空に映えるのできれいな景色を楽しんでほしい」と話していました。
この施設のポピーは6月中旬ごろまで楽しめるということです。