
東北6県は19日、7月1日現在の基準地価を発表した。各県の地価動向は次の通り。
宮城
全用途平均変動率は2・3%上昇。特に仙台市で7・4%、同市周辺市町村で5・4%と12年連続の上昇となった。
青森
全用途平均変動率はマイナス0・6%。住宅地は同0・6%で25年連続、商業地は同0・8%で32年連続下落したが、いずれも下落幅は縮小した。
岩手
平均変動率は全用途がマイナス0・1%で25年連続下落した。しかし、住宅地はプラス0・1%で23年ぶりに上昇、商業地はマイナス1・2%で30年連続の下落となった。
秋田
平均変動率は住宅地がマイナス0・8%で25年連続、商業地が同0・7%と31年連続の下落だが、いずれも下落幅は縮小した。
山形
全用途平均変動率はマイナス0・2%となった。住宅地は同0・2%で24年連続の下落、商業地は同0・4%で30年連続で下落したが、いずれも下落幅は縮小した。
福島
全用途平均変動率はマイナス0・2%で4年連続の下落。住宅地もマイナス0・3%の4年連続下落だったが、商業地はプラス0・1%で上昇に転じた。
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