小学生が大地震体感 埼玉・所沢で防災訓練

埼玉県警所沢署が19日、機動隊や消防と合同で防災訓練を実施し、地元の小学生約30人が揺れを体感できる車両などで大地震が起きた際の身の守り方を学んだ。参加した所沢市立並木小3年の中村豊喜君(9)は「教えてもらったことを家族にも伝えたい」と話した。

訓練は所沢署の敷地内で開催。首都直下地震を想定した震度6弱相当の揺れに、児童からは「怖い」などの声が上がった。児童は消防隊員から消火器の使用方法などの指導も受けた。

所沢署の小田智一署長は「今日の体験を通じて学んだ内容を災害時に生かしてほしい」とコメントした。