
岡山市北区の後楽園では、江戸時代にタンチョウを飼い始め、現在も8羽を飼育しています。
後楽園では、タンチョウの優雅な姿を多くの人に楽しんでもらおうと、毎年、この時期から冬にかけて園内を散歩させる催しを開いています。
初日は、飼育員に付き添われながら、メスのタンチョウ4羽が1時間ほどかけて園内をゆっくりと歩きました。
そして、飼育員の掛け声にあわせてタンチョウが一斉に空に飛び立つと、訪れた人たちは歓声をあげ、写真に収めるなどして楽しんでいました。
大阪から訪れた90代の女性は「この年で、こんなにすてきな光景に出会わせていただき、これ以上幸せなことはありません。飛び方もダイナミックで、見ていると、さらに長生きできる気がします」と話していました。
タンチョウの園内散歩は来年2月まで、あと11回行われる予定です。
